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【5年生合宿】振り返り
【合宿のご報告とお礼】
保護者の皆様へ
日頃はクラブの活動にご理解、ご協力いただきありがとうございます。
先日、実施いたしました夏期合宿についてご報告とさせていただきます。
■ 全体の様子
全体の様子としては事前の意識づけから全体の雰囲気を作りながら望んでいたのもありグラウンド、グラウンド外含め大きな問題なく、宿舎での過ごし方や挨拶、マナー等最低限の行動は選手自身で行ってくれていました。
大会前の前日トレーニング、紅白戦の時間を取ることができサッカーに関しても大会に臨むマインドに関してもいい準備をしては入れたかと思います。
細かい点でいえば合宿に参加してくれた選手達は言われたことに対してはすぐ動き、反応してくれますがその継続が難しい選手が多い印象です。
グラウンド内外含め、目の前に起きている現象にアンテナを張って成長できるととらえるをする選手、起きていることには気が付いているが他人任せやアクション出来ない選手、そもそも何も感じていない選手、と選手達の様子を観察していると様々な反応をする選手がいました。
特にスタッフの目が離れているところでその差が顕著に出ていたかと思っています。
例えばスタッフは試合に目を向け指示を出している時もベンチで選手がどのような表情でどんなアクションをしているのかということは見ていますが自身が出ていない試合に関しては無関心な選手や全く違う話をしている選手なども見られました。
このカテゴリーの中でも現時点での技術レベルに関係なく、スタッフがいなくても主体的に動いてくれる選手も何人か出てきており頼もしく、クラブとしても非常に嬉しいことでした。
その割合はまだ少ないですがその選手達は普段の活動で当初RのカテゴリーからBカテゴリーに移動した選手で意識次第で成長のスピードは本当に変わると実感しています。
■ サッカーに関して
初日には天然芝のグラウンドを貸し切りにし、戦術的なトレーニングからゲームまで120分のセッションを2回でき、選手達も理解しながら進んでくれました。
その中印象的だったのが
チームとしてパターンを増やすようなトレーニングを行っていますがジュニア年代の選手達では一つのトレーニングを行うと、その頭になり、他の選択肢の意識が薄くなり、判断に偏りが出てしまうことが多々あります。
例えば局面にもよりますが、ドリブルのトレーニングばかりしていると選択肢がドリブルから入る為、その局面に最も適した判断ができなくなり、
ボール回しや失わないことのトレーニングばかりしていると仕掛けが必要な時に仕掛けなくなるようなことが起こります。
パターンの練習をしながらも選手達には『選択肢の一つで、局面に応じて何を使うか判断すること』『トレーニングは選手が使える選択肢を増やすこと』の意識を受け付けながらのトレーニングに入ります。
この調整が非常に繊細で選手の判断を奪わないようにしながらも個人としても、チームとしても選択肢を増やしてあげることが重要だと思っています。
フォーメーションの組み合わせでは選手の理解度は高く、想定する相手の特徴をとらえながらこちらの提示する戦術を実行してくれ、選手達は素直に前向きに取り組んでくれていました。
試合や公式戦になると想定した強度よりも高かったり、独特な緊張感の中行うことになるのでどこまでできるかはわかりませんが初日の活動では計算した人数の中、充実したトレーニングができたと思います。
大会初日では厳しい試合になりましたが我慢強く耐えてくれ、その中から意図した形で得点ができたりといい形で試合を進めていくことができました。
課題としてはポジショニングの集中が続かず、全体のレベル感ではそこまで差がない場合でも一つのポジショニングのミスで崩れてしまうとそのままゲーム全体が沈んでしまうことがあります。
そうなった時に全体に雰囲気を変えれる選手が少なく、調子がいい時はいいが、乗らなかったら簡単に負けてしまうような印象です。
これはグラウンド外ともリンクしているように感じています。
また、少しポジションが変わったり、いつもと違う組み合わせの場合にも個人個人がサッカーをしている印象があり、周りとのコミュニケーションの量が少なく、試合をしながら選手自身で解決してくフェーズにはまだ達せていない印象でした。
空いている時間はTMや紅白戦で選手を絶えず動かしていましたが合宿2日目の後半、3日目は疲れが出てしまったのか特に対人の対応で戦えずゲームとしてはあまりいい試合ができなかった印象で、もう少しタフに戦ってくれる選手が増えればと思っています。
大会自体の順位は満足できる順位ではありませんでしたが強度の高い相手とも試合ができ、チームとしては充実した内容となりました。
■ 食事・生活面に関して
全体的には最低限の挨拶、マナー等は守り行動してくれました。
まだ何人かの選手は遊びに来ている感覚の選手もいましたが割合は少なく、年代が進み意識も高くなってきている印象です。
食事に関しては数人の選手は『残したら嫌だから頑張る』と言って時間をかけながらも頑張っている選手もいました。
全体的には残さないように頑張って食べてはいましたが量は多くなく、全体としてもう少し量を食べないと戦えないと思っています。
生活面全体に関しては最初にも書きましたが言われたことに対してはその後すぐには反応してくれましが習慣にはなっておらず、同じような事を何度も伝えていた印象です。
毎回同じことですがスタッフや大人が準備してあげた方が早かったり、スムーズにいくことが多くありますが時間がかかっても選手達にやってもらい、結果、その後予定していたことができなくなることもありますがその際にも選手と振り返り『なぜできなかったのか』『どうしたらよかったのか』を繰り返し、進めていくようにしています。
普段の習慣や様々な要因がありますがクラブとして現場の時間はその繰り返しの中で選手達が気が付いてくれることが理想だと思っています。
もう一つ印象的だったのは事があります。
選手達の晟著の中で伸びる時期と停滞する時期があります。
チーム競技の中ではその時のメンバーやチーム状況、選手の特性において起用方法が変わってきます。
今選手の中でも伸び悩んでいる選手や本当に伸びている選手もいます。
特に伸び悩んでいる、うまくいっていない選手にどのような声をかけ進めていくかも非常に大切だと思っており、選手の様子を見ながら進めていきます。
選手が悩んでいる時にあえて声をかけず反応をみている時もありますが、選手の性格やその時の状況によっては奮起するような言葉を掛けたり様々な駆け引きを選手としています。
選手が悩み、もがいている時、どのような言葉を掛けるか、もしくは掛けないか、意図的に抜け出せる状況を作り出すか、作らないか、多くの駆け引きの中、選手達が最終的に成長できる幅が最大限になるよう、活動しています。
もちろん、全く同じ選手は一人としていないため、駆け引きが想定通りいかないこともあるかと思いますまた違う角度から常に『選手達の成長の最大化』を考え進めていっています。
今回の合宿でも様々な状況の選手がいますが家庭の様子など気になることがありましたら共有いただければ幸いです。
クラブとしては家庭での様子、選手の情報量多くあった方が対応しやすく、ご家庭と協力して選手をサポートしていければと思っています。
毎回ですが選手達にはこの合宿で学べたこと、普段の生活に生かし、変わった姿を応援してくれる家族に見せることが大切だと伝えています。
また何か変わった様子があればお伝えいただければ幸いです。
■おわりに
今回、すべての合宿に参加しましたが宿泊を伴う活動を通してしか学ぶことができないこと本当に多くあるかと思っています。
今回も合宿に送り出していただき本当にありがとうございました。
選手は低学年のただただ楽しいサッカーからいろいろなサッカーの楽しさに触れていっているかと思います。
是非また機会がありましたらご参加いただければ幸いです。
ロッソSC
大会結果
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